詐欺師のメールアドレスから、どのドメイン会社を使用しているのかが判別できます。
これにはインターネットの「Whois」というサイトを使用すればすぐに判別は可能です。
メールアドレスにおけるドメインは以下の部分です。

@(アットマーク)以後の英数字の部分が該当します。これを、Whoisというサイトでフォームに入力し検索すれば、そのメールアドレスのドメイン会社などが分かります。
試しに1つ入力してみましょう。某情報商材詐欺会社が使っていたメールアドレスを、whoisで入力してみました。

「組織名より前の文字列を自動的に削る」は、チェックを入れたままにしておいた方が良いです。
そして、入力後にWhoisボタンをクリックします。すると・・・

このような情報がすぐに入手できてしまいました。
上記の「レジストラURL」の部分に、インターネットの住所であるURLが書かれているのが分かるはずです。
上記写真の場合、このメールアドレス送信者はお名前.comさんと契約していることが分かります。
つまり、民事訴訟後の調査嘱託を利用するときは、これを利用して調査嘱託の相手先にお名前.comを書き、該当のメールアドレスを入力すれば良いということになります。
WEBサイトURLと同様に、メールアドレスからもこうした身元特定に繋がる情報を得ることが可能なので覚えておいて絶対に損はありません。
早速ブックマークに「Whois」のサイトをお気に入り登録してみてください。面倒な利用登録なども特に発生することはありません。
このサイトを使えば前述のとおりとても簡単に契約ドメイン会社を突き止めることが可能です。
ただし、詐欺師もこうしたサイトから個人情報などが収集されないように、
・架空の氏名や住所などをドメイン会社に登録して利用している
といったことも少なくないようです。その場合、銀行口座情報やレンタル中の事務所などの管理会社などを身元調査の対象として、情報を開示させましょう。
詐欺師はすぐにトンズラできる状態を整えることに関しては、才能があるものですからね。
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