情報商材の販売ページにはよくカウントダウンタイマーと呼ばれるものが設置されています。
これは3日や5日など、販売者が指定した期限以内に見込み客が商材を買わない場合、販売ページにアクセスした消費者が2度と商品を購入できなくなるという仕組みです。
情報商材詐欺の販売者はよくこういった手法を使うことで有名ですが、決して騙されて安易に購入してしまうようなことが無いようにして下さい。
「早めに買わないと手に入らない」と思わせるのが目的
こんなものがカウントダウンタイマーと呼ばれるものです。
では商材の販売者がなぜカウントダウンタイマーなどというものを使用してくるのかといえば、答えは簡単です。
それは緊急性を煽り立て、早めに情報商材を買わないと2度と手に入らないようなノウハウだと思わせて、何が何でも高額な情報商材を売りさばくことが目的なのです。
情報商材販売者というのは基本的に自分の利益しか頭にない輩が圧倒的多数なのです。
そうした中で、いつでも商材を買えると消費者に思わせてしまうと結局購入率自体が低いままで売れないという場合も少なくありません。
そこでこうした時限式のタイマーなどを使うのです。
初回で商材の販売サイトにたどり着いた時から一定時間以内に買わないといけないと消費者に思わせれば、深刻な悩みなどを抱えている人ほどすぐに購入してしまいやすくなるのは明白です。
必ずしも詐欺だとは限らないが
やや矛盾した内容を書いてしまうかもしれませんが、誤解の無いように言いますと必ずしもこのカウントダウンタイマー(期間限定販売)というものが詐欺であるわけではありません。
そもそもとして資格取得の通信講座や、物販商品などでもこうした時限式タイマーを使ってくるということは普通に存在します。
期日・期間限定で商品やサービスを販売するというのはオフラインなどでも珍しくもなんともない光景ですからね。
また、情報商材でカウントダウンタイマーを使っている販売サイトが100%詐欺商品を扱っているかというと、それも断言はできません。
知る限り本当に素晴らしい商品を期間限定で売っている販売者もかつて存在はしました。
ただし、全般的に情報商材業界はその他の業界と比較して圧倒的に低品質・高価格な情報商品が多すぎるのです。そこに煽り売りとも呼べるこんなタイマーを使っていることが問題だと私は考えています。
実はその後も売り続けるという事例もあります
実はこのタイマーを使っていても結局は平然と情報商材を売りさばき続けるという情報商材屋も一定数存在はします。
どういうことかご説明しますと、いたって単純です。
タイマーの数字がゼロになればアクセスできないと思わせて、実際はその後も普通に販売ページにアクセスすることが出来たりする場合などです。
他にはタイマーがゼロを迎えた直後にまた最初からカウントが始まるというパターンです。
情報商材の販売者がアクセスした人間を煽って情報商材だけをとっとと買わせたいというような場合に非常に多いというのが私の経験上言えることです。
消費者を馬鹿にしているとしか思えないと思いますが、実際この業界はそうした連中も決して少なくはないというのが悲しいことに実態なのです。
近年では確かに減少はしていると思いますが、昔はひどかったですね。
インフォスタイルという即金系の楽して儲かる方法を教えるなどという情報商材は、本当にこうしたカウントダウンタイマーなどを多用していた記憶があります。
信頼できる情報は書店で普通に売っています
情報商材などに過度な期待をよせてしまうのは愚かだとしか言いようがないというのが私の個人的意見です。
カウントダウンタイマーなどにつられて、急いで買ったりしないようにして下さい。
情報商材などその殆どが一般書籍よりもはるかに劣るような中身しかないにもかかわらず、数万円で売られていることが普通です。
消費者がこうした部分で詐欺師の姑息な手段に騙されてしまうと、情報商材業界がいつまでたっても無くなりませんからね。
最初から信じないことが重要です。
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